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社労士試験99%独学勉強法

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ご挨拶

社労士試験99%独学勉強法

社会保険労務士 山本 幸司

私、山本幸司は2009(平成21)年8月23日(日曜日)に実施されました「社労士」試験こと第41回社会保険労務士試験に99%独学で合格致しました。

但し私の場合は3度目のチャレンジでしたし、しかも救済措置が適用された上での所謂「お情け合格者」ですが、ほんの僅かでも参考にしていただければ幸いです。

社労士試験とは?

社会保険労務士 山本 幸司

「社労士」こと社会保険労務士として活動するためには年に1回、毎年8月の第4日曜日に実施される社労士国家試験に合格することが絶対条件ですが、この試験は

*1科目 5問×8科目=40点満点の「選択式」試験
*1科目10問×7科目=70点満点の「択一式」試験

という2種類の試験から成り立っており、合計で110点満点となっております。

出題形式は「選択式」「択一式」ともに全てマークシート方式となっており、配点は同じく1問につき全て1点です。

気になる合格ラインは「選択式」「択一式」の双方に於いて約7割ですが、この試験には科目毎の

「足切り」

が存在し、いくら総合点が高くても足切りに遭った科目が発生した場合はその時点で即不合格となります。

その足切りに遭わないためには

*「選択式」・・・1科目( 5点満点中)3点以上
*「択一式」・・・1科目(10点満点中)4点以上

の基準を満たさなくてはなりませんが、場合によっては足切り=不合格に該当する科目が存在したとしても

「救済」

という制度によって文字通り「救われる」受験者の方々も少なくありません。

尚、私(山本幸司)は救済措置適用による「お情け合格者」です!

私のスケジュール

社会保険労務士 山本 幸司

私は3度目のチャレンジで合格致しましたが、以下の様なスケジュールで勉強しました。


1度目・・・2006(平成18)年

この年のゴールデンウィークに「博多三大祭」の一つとして全国的に名高い『博多どんたく港まつり』で沸く福岡・天神のジュンク堂書店福岡店(福岡市中央区)にて社労士試験の第一人者である秋保雅男先生が監修した週刊住宅新聞社発行の

*『うかるぞ社労士』シリーズ 基本テキスト・横断学習用テキスト・過去問問題集

を購入、どんたく終了と共に社労士受験生としてデビューしました。

皆様方ご存じの通り、社労士受験用の基本テキストは1000ページ近くある分厚い書籍ですが「買ったからには最後までやり通したい」という思いだけで取り組みました。

但し、やみくもに取り組むのではなく「理解しやすい」分野や「興味のある」分野から始めようと思ったので私の場合は「雇用保険法」からスタートさせました。

雇用保険法が終了してからは

社労士試験の「基本科目」である労働基準法→労働安全衛生法→労働者災害補償法・・・

の順に学習を進め、テキストを一冊終了させたのが約2ヶ月後の7月中旬のこと。

時には一日10時間近くも図書館にカンヅメになり、また時には僅か1ページに丸1時間費やしたこともあっただけにやり終えた充実感はひとしおでした(それと同時に疲れがドッと出ました)。

しかし、本番までは約1ヶ月半。手元には新品同様の横断学習テキストと過去問問題集が残っていました。

だが、あの分厚いテキストをやり終えて満足したのでしょう。その後は惰性で学習に取り組んでいました。一応横断学習と過去問は一通り終わらせましたが、テキストを一冊仕上げるのが精一杯だった感がありました。

その為、本番は完璧に「記念受験」状態であったものの、当の本人は「受験出来ること自体」に満足感を感じていましたので試験は気楽に取り組めました。


第38回社会保険労務士試験
2006(平成18)年8月27日(日曜日)実施  於・「九産大」こと九州産業大学(福岡市東区)

結果  不合格
  

2度目・・・2008(平成20)年

2年前の記念受験で満足し、しばらくは社労士の学習と距離を置いていました。

しかし、この年の4月に仕事上の関係で福岡労働局(福岡市博多区)の男性職員さんから親切にしてもらい、それをキッカケに翌5月から再び社労士試験にチャレンジすることとなります。

久し振りに学習に取り組んだわけですが、前年に実施された

*雇用保険法における基本手当の受給資格
*健康保険法における出産手当金・傷病手当金
*厚生年金保険法における遺族厚生年金

の法改正が著しく、更に4月からは後期高齢者医療保険制度がスタートしたこともあって半分「浦島太郎」状態になっていました。

よく「社労士試験=法改正がポイント」と言われていますが、まさにそのことを実感しました。

・・・とは言いつつあの分厚い基本テキストの「最新版」を購入しても疲れるだけなので、その代わりに横断学習テキストの「最新版」を購入してそれを「基本テキスト」として使いました。

もちろん横断学習テキストは前出の『うかるぞ』シリーズです。

それに加え、対策が立てにくい一般常識科目においてはスキンヘッドでお馴染みの人気社労士講師である真島伸一郎先生が執筆した日本法令発行の

*『真島社労士塾のやっつけろ!』シリーズのテキスト「労基・安衛・一般常識をまとめてやっつけろ!」

を購入、一般常識科目がスラスラ頭に入りました。

また、2年前の「学習の貯金」がそれなりに残っていたために記憶を取り戻しやすかったことも幸いしました。

そうこうしているうちに8月になり「今度は2年前と比べてどれ位成長しているのかな?」という前向きな気持ちで学習に取り組んでいましたが、丁度その頃に銀行業務検定協会が主催する

*銀行業務検定試験『年金アドバイザー試験』

の存在を知ったこともプラスになりました。何故なら

「今度の試験に落ちても『年金アドバイザー試験』があるさ!」

と思ったからです。

そして肝心の本番。2年振りの九産大。
午前中の選択式試験、健康保険法が超難関でした。あまりにも超難関だったので正直参りました。

この選択式試験は「運」と「駆け引き」の要素が強く、殆どの社労士受験生にとって鬼門であるため毎年選択式試験終了後に試験会場を後にする受験生の方々が少なくありません。今回も同様でした。

もし社労士試験に選択式が無ければ合格率は大幅にアップするでしょうね。

それに対して午後の択一式試験はとても回答しやすかったです。2年前とは雲泥の差でした。但し私の場合は合格点に達していませんでしたが。


第40回社会保険労務士試験
2008(平成20)年8月24日(日曜日)実施  於・九州産業大学(福岡市東区)

結果  不合格
  

3度目・・・2009(平成21)年

2度目の受験は当然ながら不合格でしたが、暗さは全く無かったです。むしろ点数が想像以上に伸びていたので「もしかしたら数年のうちに・・・」と思うようになりました。

そしてその前向きな心は「もうひとつの社労士試験」こと『年金アドバイザー試験』へと向いていました。

その年金アドバイザー試験、学習を始めたのは年明けの1月でした。

年金アドバイザー試験には

*厚生年金保険法における在職老齢年金制度の「計算実務」
*2015(平成27)年9月限りで廃止された「共済年金」

といった、社労士試験では殆ど出題されない分野に関しても当たり前の様に出題されるので知識が一層増えました。

そして3月1日(日曜日)、福岡県太宰府市の福岡経済大学(現・日本経済大学)で実施された年金アドバイザー3級の試験に合格。自信になりました。

肝心な社労士の学習はその直後から始め、まずはいつもの通り

*『うかるぞ』横断学習テキスト

を購入。今年からの『うかるぞ』は従来よりも基礎が重視された構成に大幅リニューアルされていたので一瞬「大丈夫かな?」と思ったものの、かえってそちらのほうが頭に入りました。

また、同時にこのテキストから「基礎力の大切さ」を学ぶことが出来ました。

更に学力をつけるため、『やっつけろ!』シリーズでお世話となった日本法令発行の

*受験用月刊誌『社労士V』

の購読も始めたが、この月刊誌のお陰でTAC校やLEC校といった資格学校が開催している「公開模擬試験」の存在を知ることが出来たのは大きな収穫でしたね。

学習自体は順調そのものであったので5月から7月にかけてTAC校とLEC校が実施する公開模試に3回ずつ(計6回)申し込み受験しましたが、5月と6月に実施された4回分については

「(本番)不合格」

の判定が・・・。

特に6月にTAC校とLEC校でそれぞれ実施された分に関しては

「あと1点で合格」

という悔やんでも悔やみきれない判定、それもあの「選択式」での出来事でした。

更にLEC校の場合は採点基準が本番よりも厳しい(つまり「救済措置」が一切考慮されていない)ので、この公開模試を通じて「1点の怖さ」を身に染みて感じました。

その対策のために私は

*公開模試で特に不正解だった箇所を復習すること
*読解力を強化すること
*3年振りに購入した過去問問題集を解きまくること

に力を入れました。

「読解力」や「過去問」に関しては『社労士V』や公開模試参加者の方々に「付録」として配布されるDVD教材で得た情報からです。

そのかいがあってか7月に両校で実施された最後の公開模試(計2回)に関しては

「(本番)合格」

の判定を出せるようになりました。

前出の通り、この年は『社労士V』と公開模試のお陰で様々な情報を得ることが出来ましたが、その中でもLEC校の公開模試に参加した際に頂いた

*LECの直前対策説明会(参加無料・事前予約不要)

という白黒のチラシに『1点に泣かないために、選択式対策講座』という無料ガイダンス講座が載っていたのは有り難かったです。

ちなみにこの白黒チラシ、公開模試参加者のみの限定配布でした。

8月2日(日曜日)、私の社労士受験生活において唯一参加した「講座」であるその無料ガイダンス講座に参加しました。
時間にして僅か1時間半、講義はビデオ視聴のみでしたが、私が実践している学習方法にほぼ似ていたので安心しました。

そして8月23日(日曜日)、三たびの九産大。
全力を出して精一杯頑張りました。


第41回社会保険労務士試験
2009(平成21)年8月23日(日曜日)実施  於・九州産業大学(福岡市東区)

結果  救済措置適用によるお情け合格